アレレと目を引く珍品やアッと驚く奇品を紹介!

ここでは世にも珍しい珍品リールや、人目を驚かす奇品、そして代表的なフェイクやコピーについて語ってみたいと思います。


このリール、一見レアに見えます。お題は 5500ブラウン。しかし良く見てください。ナンだかちょっとハンドルノブの形が変でしょう。それに黒いメカニカルプレートが入っているし、ワインダー前面のデザインも少し違うような・・・・。そうです。これがかの有名なドン・アイビーノの作る贋作リール。彼がアンバサダーのパーツを利用してカスタムリールを製作していることは有名ですが、実はコッソリ贋作なども作っていた。代表的なのはレアものとして有名な 4500D ですが、この他にも 5500オレンジ、6600C 、5500CDL 、5000Dゴールドなどさまざまな贋作を、凝りもせずに販売していました。

こちらの 5000Dグリーンはクロームのフレームが組み込まれていますね。しかもサムレストバー用のポッチ付き。彼は自分の工場を持っていますので、プレートを好きな色に塗装して、ドンドン自称「レアものリール」を作り出せる訳なんです。彼にだまされた日本人はかなりいると思いますが、残念なことには自分がだまされたという意識すら欠いている場合が多いことです。もっと勉強しましょうね。ちなみにある人から聞いた話では、彼の友人は 5000D ゴールドと 5500CDL のニセモノを売りつけられて、50万円以上もいかれてしまったそうです。後から気付いて返品してくれと交渉しても、言を左右して駄目だったとか。

このド派手なリールはもちろんオリジナルではありません。正確にはアンバサダーと称することもはばかられると思います。しかしレアものと言われると、知らない方はコロッとだまされるのか、以前ヤフオクで7万円以上で落札されるのを見ました。更に以前には20万円以上の高値がついたことも・・・・・絶句。マァ、分かっていて買っているのなら、他人の趣味に文句は言いませんけど。ドンのずるいのは、自分は人の影に隠れて、オークションなどで他の代理人に販売させているところです。この場合、ニセモノ売りの汚名を着せられても彼自身には被害が及びませんから。悪知恵が働きますね。さすが億万長者になるだけのことはあります。皆さんはだまされないようにしてくださいね。

この悪趣味なリールもドンのオリジナル。こんな悪趣味なリールは彼しか思い付きません。昔は彼も自分の製作したリールにキチンとドン・アイビーノの銘を入れていました。しかしレアものそっくりのカスタムリールを作っておいて、銘を入れずにアブオリジナルだと言ってとんでもない値段で売るのは、ほとんど詐欺行為だと思います。少なくともオリジナルパーツに手を入れた時点で、すでにオリジナルとは呼べませんね。昔は堂々とHPにも贋作やコピーを並べていましたが、ヤイヤイとまわりで大騒ぎしてやったので、最近はHPのカタログからもあまりに贋作臭いのははずしたようです。ザマミロ。

さあて、いよいよドン・アイビーノのこき下ろし大会になってきてしまいました。だってしょうがないでしょ。ニセモノ臭いのばっかり作ってるんだからサ。上の画像は一見75年型のツインハンドル装着 2500C に見えますね。このリールは 2500C 中では最も人気があります。しかししかし、どっか変でしょう?そう、クレストマークのサイズが小さすぎるし、スターホイールも変。良く見るとサムノブもステンレスっぽく黄色い色だし、ワインダーデザインもフラットではないですしね。

これは超レアもの、4500CDL だぁー、などと飛びついてはいけませんよ。こんなのはアンバサダーとしては出ていません。もちろんドンがアブのパーツを改造して作ったまがいものです。どうしてこれがまがい物かというと、彼はアブ社から何の許可を得てこれを作っている訳でもありません。つまりサイドプレートなどパーツを自分の好きな色に着色した時点で、もはやアブの純正パーツとも呼べない状況になっている訳ですね。これが最近復刻物として出ているリールとの大きな違いです。あちらは正式にアブ社の許可を取り、キチンとアブの純正パーツで作られていますから。4500CDL が作れてしまうということは、5500CDL もその気になれば簡単にできるということです。ご注意!

これまた本物に良く似た 5000CDL。でもプレートデザインが波ですから、現行もののハンドルやスターホイールのデザインと一致しませんね。それにワインダーも金メッキされてないし。しかしちょっと見にはだまされかねないので注意してください。

コイツがニセモノの極め付きとも言える 5000D のゴールド。これを見れば、ニセモノ作り呼ばわりされても仕方がないことが分かります。こんなものを20万円も払って買ってしまわれた方、お気の毒としか申し上げようがございませんです、ハイ。見分け方としては、今のところジックリ細部を眺めるか、フットナンバーを確認するしかなさそうです。フットナンバーについては、こちらを参考にしてください。

最近コレクター仲間から聞いた 5500C のプロトと呼ばれるもの。なんとマグブレーキ装着。詳しいことは分からないが、デンマークのエンジニアがアブに製造の可否を打診した際の試作品だと言う。マグブレーキシステムはわがダイワ精工の専売特許だったはずじゃないですか?アブはそれ以前にマグブレーキの投入を画策していたのか?だが実際にはアブがこのリールを製造したという確たる証拠はなし。ひょっとすると単なる個人的な改造の可能性もあり、限りなくグレーに近いプロト。

アブ社からのドキュメントは一見それらしく見えるものの、実はデンマーク語であるらしい。一説によるとデンマークの有志が特許料獲得を目指してアブにアピールした内容が記されているというが、その実態はホントのところどうなのでしょう?

アブのスエーデン工場で働いていたという老紳士の所有になる 5500C ブルー。5500ブルーというのは聞いたことありそうだけど、C タイプというのはどんなものでしょう。インナープレートはプレート同色カラーだし、レベルワインダーは9本ライン入り、ドラグノブは4本足であるらしい。しかもスプールは太軸。何やらようわからん。本物ならチョーレア、ニセモノならこれほど人を食った話もない。どっちにしても、価格が高くて僕に手の届くものでないことだけは確かです。

色合いはいかにも青々として、それらしくない感じもする。しかもなぜかネームステッカーは付いていない。いくらプロトとは言え、ステッカーくらい貼ったら良いじゃないかと言いたくなる。クレストマークは一見オールド風で、ここからは判別できそうにない感じ。工場で働いていたんだったら、休み時間にプレートを自分の好きな色にチョイチョイと塗るというようなことはできなかったのでしょうか、などと勘ぐりたくなったりして。



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