ここではレアもの画像を追々アップしていきます。お宝捜しの参考にしてね。

レアものはしばしばとんでもない値段が付きがちなもの。買うのはちょっと無理としても、せめて画像を眺めて楽しみましょうよ。


最近海外オークションで売りに出されていた 5500シャンパンです。フットナンバーは770200でした。シャンパンが出たのは77年ですので、フットナンバーには整合性がありますね。全部で何台くらい製造されたのか、興味深いところです。仮に1ロットが1000台としたところで、3ロット分くらいでしょうか?ロットナンバー770900は赤の刻印でしたので、可能性としてはそれまで半年以上継続生産されたということもあり得る訳です。ちなみに聞いた話では、アブは大体800台以上くらいの数がまとまれば、1ロットとして生産をするそうです。ハンドルシャフトのガルシアステッカーは剥がれてしまってるみたいですし、上部のサムノブは他の機種からの付け替えみたいに見えます。それにプレート上部にもかなりのキズが・・・・。でもこのリール、高いんですよ!

こちらが本物の 5000Dゴールドです。ちなみにこれのフットナンバーは741100、クレストマークも最近見られるような白っぽいものではなくて、少しくすんだ色合いをしています。このリールも価格が高いことで有名ですので、僕のような貧乏人には高嶺の花です。製造数が少ないので、価格が高くなるのは止むを得ないと言えば言えますね。しかしそれにしても、どうしてお金持ちは金色が好きなんですかね?カラスがピカピカしたものに引かれるようなものかな?(欲しいのに買えない貧乏人のひがみ)

本物の 5500CDL にはこんなチーク材のウッドボックスが付いており、中にはスペアスプール、スペアパーツ、レンチとオイル、説明書などが完備されていました。5500CDL には面白い点が幾つかあります。上記のリールのフットナンバーは761000ですので、76年に製造されたものだということが分かります。ドラグホイールは先丸、スプールキャップは笠付きのエンボスタイプです。その後このモデルは更に製造されたらしく、そのフットナンバーは 27HO となっています。その意味は逆から読んで、Out House 1977年 02 という説があります。つまり1977年にアウトハウス(Bass Anglers Sportsmans Society : 通称 BASS)のために製造されたものに特別に付されたというものです。興味深いのはそのモデルナンバーで02、つまりこ画像のの00モデルから番号が一つ飛んでいることになり、その中間には更にもう1ロット分の製造があった可能性を示唆しています。ちなみにこの02モデルには5角のドラグホイールとポリッシュタイプのスプールキャップがついているようです。いずれにしても製造数がかなり少ないのは間違いのないところで、その相場も1970年代製造のアンバサダーにしては驚くほど高いものとなっています。つい最近ヤフオクで見かけたものは30万円の値を付けていました。貴方もお一ついかが?

最近知り合いから送られてきたレアものリールの画像です。ナンでもデンマーク方面のコレクターが実際に所有しているものらしいです。ブレーキ機構も通常のスプールキャップの他に特殊なものを装備しているようですが、一番目を引くのはやはりレベルワインダー上に付いた奇妙なバーでしょう。このバー、もちろんバックラッシュを防ぐための装備らしいです。この機構、元々はアメリカのリールメーカーで1950年代頃に採用していたのが最初だったような記憶があります。確かその会社が特許も取得していた筈ですが、一般に広まらなかったところを見るとあまり効果の程はなかったのかもしれません。ともあれこんなリールがプロトとして誕生するというのは、アブが如何に日本製リールの、特にマグブレーキ機構に脅威を感じていた証拠ではないでしょうか?

1973年度版ガルシア・フィッシングアンニュアルより。これはなかなか珍しい波型プレートの5001C。実は僕も以前1個持っていたのですが、最近はほとんど見かけることのないものです。おそらくは大半がコレクターのタンスの中に眠っているためと思いますが、やはり5001C の初期型と考えるべきでしょうね。僕が持っていたのは、記憶が間違いなければ72年9月製だったと思います。面白いのは同ロットのものでも、山形プレートのものがすでに存在する点です。あるいは波型はテスト的に少量だけ生産されたということなのかもしれません。ロゴは波型モデルのビッグAと同じだったように思うのですが、何しろ古い話なので、こればっかりは自信がありません。

これも1973年度版ガルシア・フィッシングアンニュアルから。一見どこにでもあるビッグAロゴの5500C&6500Cに見えますが、スプールキャップの頭とサムノブをとっくりとご観察あれ。スプールキャップはエンボス模様のないポリッシュ仕上げで、サムノブは初期のスリットの入っていないタイプです。当然フットナンバーの裏側にも、エンボス模様は刻まれていないものでしょう。これがロットナンバー末尾00の最初期型で、1971年後半から72年にかけての半年ほどだけ生産されたものと推察されます。実際の実物を見掛けることはほとんどありませんが、見つければかなりのレアものを目にしたことになるでしょう。コレクター以外ではあまり注目されることのない小さな細部の違い、その実は涎の出そうになるお宝という訳です。


トーナメント専用に設計されたアブの遠投専用リールです。この手のデザインでは Hard Super Caster が圧倒的に有名ですが、アブも当時同じようなことを考えていた訳です。グリップとリールは一体化しており、レベルワインダーはもちろん付いていません。決定的に違うのはその造りで、例えば軸受けにはメノウが使用され、微調整可能なトリガーとブレーキ、極細のドライブギヤなど、釣りではなく遠投性能に極端に絞り込んだデザインになっているのです。一説によると非売品で、世界的に有名なキャスターに無償で供与されたものだとか。そのため製造数も全体で300個程度しかないそうです。モデルナンバーさえ付いていませんが、ハンドルノブは2100スポーツ、またグリップはアブロッドからの流用で、バットキャップにはABUの文字が入っています。





アミー号