近頃、アメリカ在住のアンバサダー研究家・コラムニスト・著述家であられるサイモン・下村氏より、当サイトに含まれる重大な誤りについて、ご親切にご指摘を頂きました。この場を借りて、改めてサイモン・下村氏にお礼を申し上げます。それとともに、僕の認識不足が招いた重大な間違いにつき、改めて訂正させていただきたいと思います。

僕のHPでは、1981年以降のアンバサダーのパーツの一部は、ステンレス無垢であると従来より主張してきました。これは色がその様に見えるということも一因なのですが、メッキが剥げて中の真鍮が顔を覗かせているサムノブやリテーナープレート、リテーナープレートロックスクリューを、僕が一度も目にしたことがないという経験にも基づいたものでした。

しかしこれは大きな間違いで、サイモン・下村氏の指摘される通り、従来から一貫してサムノブやリテーナープレートは真鍮素材が使用されており、外観がステンレスっぽく見えるのは、白っぽいクロームメッキの代わりに黄色っぽいニッケルメッキが施されたものであるということです。つまり僕が当初思っていたようなステンレス無垢では決してないというのはまごうことなき事実です。ですから僕のHP中に記述してあるステンレス無垢云々のくだりは、僕の思い込みによる全くの勘違いということになります。この点につき、間違った認識を広めてしまったことに対し、皆さんに心よりお詫びさせて頂きます。

次に復刻とオールドものの差異の項で、オールドもののレベルワインダーの上面には小さなポンチ穴があるとの記述ですが、サイモン・下村氏によりますと、実際にはこのポンチ穴を上から打ったために、その様に上から目に見えるものと、逆に下側から打ったために内側からでなければ見えないものの二通り存在しているそうです。ですからこの点についてオリジナルと復刻の違いを一概に決めつけるのは、正しい判断とは言えません。この点についても僕の認識不足ですので、一概に僕のHPの内容を信用せず、個々人の判断で復刻とオールドものの差異を区別していただきたいと思います。

ハンドルロックナットの刻印についても、オールドの方が細いと記述した個所がありますが、これは機械の力の掛け方で簡単に細くなったり、太くなったりすることがあるそうです。ですからこの部分についても、実際には復刻とオールドものの区別は一概にはできないことになります。ですから僕のHPの内容を鵜呑みにして、取り引き等でいらぬトラブルを招いたりすることのない様に是非ご注意ください。

最後にもう一点ドライブギヤについてご指摘を頂いたのですが、この点はかなり複雑な部分でもあり、この項では簡単に説明する筆力が、残念ながら僕にはありません。サイモン・下村氏による次の著書にてその事実が明らかにされることと思いますので、この場ではあえて内緒のままにして、話を締めくくることにさせて頂きたいと思います。その方が待つ楽しみというものが増えますからね。

それでは以上の間違いにつきご親切にご指摘頂いたサイモン・下村氏に再び感謝するとともに、皆さんとともに彼の次の著作を、ファンの一人として楽しみに待ちたいと思います。なお、僕のHPにはこの他にも多くの間違い記述や、今となっては時代遅れの記述も多く含まれています(何しろ一部のものは1997年からほったらかしの状態のままになっています)ので、一概に全てを信じるのではなく、ぜひ皆さんの経験と知識を第一にしていただいて、僕のHPは微力ながらもその一助としていただければ、管理者である僕としても嬉しい限りです。また誤り記述について気付かれた方、ご親切に教えてやろうという方からのメールも楽しみにして待っておりますので、是非HP中の間違い探しにお力をお貸し下さい。それでは皆さんのオールドタックルライフの益々の充実を祈りつつ…・・・・。 2004年12月25日 アブマニアこと前川恭一 (^^ゞ


ご連絡は webmaster @abumania.com まで