これまでの買い物でだまされ、大失敗をした経験のお話。

誰にでも失敗はつきものですね。しかし時にはとんでもない失敗で、大損害をこうむったりするもの。ここでは僕の失敗体験を語りたいと思います。他山の石とせず、是非貴方はだまされることのないようにしてくださいね。

事例@ まだ僕がほとんどド素人に近かった頃のお話。(今でも限りなくド素人ですけどネ。)海外オークションサイトでかなりのレアものと言われる 5500 赤を購入。MINT という触れ込みで、画像で見た感じではホントにピカピカに見えました。

お金をすぐに振り込んで、手元に届くのをワクワクして待ってました。やっと到着した品物を見るや、確かにサイドプレートはピカピカだけど、フレームリムに少しキズがあるし、ナンだか少しおかしい。良く良く見てみた結果、ワインダーの形がボール型なのに気が付きました。アレレ、と思いハンドルを回してみたところ、スプールの回転数がハンドル1回転で3回転ちょっとしかしない。エー、嘘だろうと思いスプールのクラッチ部分を見てみたところ、なんとピニオンギヤにはノーマルギヤ用のが入ってました。

そうです。ありふれた 5000 に復刻ものの 5500 赤のプレートを組み替えたものを、MINT のレアもの、5500 赤として売りつけられてしまったのです。すぐに売り手に事実を伝えたところ、アブでは限定モデルとしてノーマルギヤ仕様の 5500 赤をごく少数生産していたのだとのこと。

僕がホントのバカならここでコロッ、とだまされるところですが、同じバカでもそこまでは行かなかった。(結局はバカの内でもハンバモノっちゅうことか)幾度交渉しても埒があかないので、結局はアメリカ在住の友人に助けてもらって、ヤットコサ返金に応じさせることができました。

ここで反省点ですが、先ずなによりもフットナンバーを確認しなかった点が挙げられます。いくらプレートを組替えたり、ハンドルを付け替えたりしても、フットに刻印されたナンバーだけは変えようがないもの。アンバサダーの場合、ごく一部のものを除いては、フットナンバーの入っていないものはフレーム組替えの可能性が高いですし、この番号さえ分かればパーツの組替えの有無などすぐにわかってしまいます。※この詳細については、フットナンバーについて、のページを参照してくださいね。

それからレベルワインダーのデザインなど細部にキチンと注意しなかった点も、大きな見落としでした。特に海外では部品の組替えに全く無頓着な輩が多いし、パーツの細部の差異についてもチャンとした認識を持っているコレクターの少ないのが現状です。画像で見えない部分については詳細に問い合わせるなどして、良く良く確認することが大切ですね。

返品交渉でボロボロになるまで中傷されて、深〜く反省したアブマニアでした。

事例A これもまた、あまりフットナンバーに注意していなかった頃のお話。やはり MINT という触れ込みの 5500C をさる掲示板の書きこみからゲットし、良い買い物ができたみたい、とほくそえんでおりました。品物が届いて一見したところ、なんか違う!なんとハンドル側のプレートに Built by ABU Sweden の刻印が・・・・・。エーン、これはオールドオリジナルのパーツじゃないよぉ。それに MINT なのは組み替えられたプレートだけじゃないかよぉ。エーン、エーン。

元々だまされた自分が悪いので返品は諦めましたが、これって割と良くありがちなパターン。この手でだまされた方も多いんではないでしょうか?(なーんて人にふって、自分の失敗をごまかそうとするなよ。)

これもフットナンバーの意味とモデルによるパーツの移り変わりをキチンと理解できていなかったことから起こったミスです。それにしても、何度も何度も満足したか、と聞いてきた売り手さん。満足な訳きゃないだろ!自分のバカさ加減に満腹になっただけだよ!!

知らない人はすぐには信用せずに、良〜く確認をした上で買い物をしましょうね。それと画像も遠慮せずにガンガン頼んじゃいましょう。画像の出し渋りをする人は、たいていの場合あまり良い売り手ではありません。それと安く買い叩こうとすると、結局は高く付いたりするという良い例であります。世の中はハイリスク・ハイリターン。そんなにうまい話は転がっていません。安い買い物ほどリスクは高くなるのだという原則を忘れずにネ!

事例B たまーに何処から聞きこんだのか、僕のところにメールでのオファーが来る。こんなの持ってるが、どうだい?という次第。信用できないのも多いので、以前からの知り合いでない限り、たいていの奴は相手にしない。しかしこのケースはたまたま知ってる奴からだったので、いっちょ乗ってみることにしました。

知り合いとの取引は話もスムーズで楽だなぁ、などと安心しきって取引無事終了。手元に届いた品物も一見不都合はなく、この点でも安心しきっておりました。問題が生じたのはしばらく経って、「たまにはコレクションのメンテナンスでもやってやろうかい」という気になった半年後。

それまでほとんど使用していないし分解清掃は面倒だから、と油差しだけやっておりました。そして問題のリールのスプールキャップを開けたところ、なんとベアリングの上に緑色のオイルリテーナー用のフェルトが鎮座ましましておるではないか。えっ、これ 5500C だよ。そんな訳ないジャン!と思い、慌てて他の細部を確認しなおしたところ、見事にだまされていたことに気付きました。なぜって、 C モデルなのにブロンズベアリングが入っていたんだよ〜ん。

つまりこのリールは、あれやこれやのぶっ壊れリールのパーツを寄せ集めたゴッタ煮リールだったんですね。しかもご丁寧なことには、すぐにはばれないようにフットナンバーと照らし合わせて、外側から分かる部分は入念にオリジナルと同じに仮装されておりました。

ウ〜ム、これって厚化粧でだまされて、勢いで結婚しちゃった哀れな男みたいだな、などと一人ぼやきつつ返品交渉は諦めざるを得なかったんですけどもね。ナンしろ購入後半年も経っておりますです。皆さんも注意ですぞ。ボロはしばらく経った頃に剥がれて来るノダ。アバタもえくぼ、色の白いは七難隠すと昔から申します。昔の人は何でも良くわかっておりましたなぁ。

ここで学べる教訓は、相手が良く知っている人物でも必ずしも安心はできないし(というのは、自分が良く知っているのだと錯覚しているだけかもしれないから)、注意・確認というのはいくらやってもやりすぎることがないということですね。

つまりは良く知っている人でもホントは猫かぶってるだけかもしれないし、真実の姿は中々つまびらかにできないということ。それとやはり失敗しないためには物でも人でもそうですけど、本物を見抜く目を持たなきゃいけないということではないでしょうか?しかしもちろんはじめから見抜けるんならこんな楽なことはないし、世の中だまされる人は誰もいなくなってしまいます。

色々とだまされてみて、嫌な思い、悲しい思い、悔しい思いを沢山して来て、はじめて本物を見抜く目が培われるのかも知れませんね。でもできればだまされないに越したことはないから、手に入る情報は最大限に活用してくださいね。このサイトにあるタックル情報もそんな思いから公開したものです。もしも間違いが見つかったら、そんときゃ許せよ。信用しすぎは禁物じゃ。

事例C近頃オークションというのがどんどん市場を拡大しております。これもひとえに日本ではフリーマーケットという習慣がなかったためで、欧米などでは日曜日の朝などに、どさっと厚い朝刊が入って来るのです。というのも、個人売買欄のページというのが特別に設けてあるんですね。そこで中古品をやり取りして、少しでも安上がりに上げたいというのが本来のフリーマーケットの趣旨なのです。

然るに近年、ピエール何チャラとかいう禿げ鷹が、(儲からなかったせいもありますが)これまた悪どいヘッジファンドを止めて、インターネットのオークションというものに乗り出した訳です。これが運良くあたって、なんと彼は億万長者になった訳です。それがそもそものインターネットオークションの始まりなのですが、日本にも損とかいうチャイニーズの禿げ鷹がいますね。これが猿真似をして同じことを日本でも始めた訳です。チャイニーズは猿真似が上手ですからね。

オークションはものを安く買えるので僕もたまに利用するのですが、とにかく価格競争が激しいのです。だって全国から価格破壊の波が押し寄せて来る訳ですから、そりゃ既存の小売店にとっては堪ったもんじゃありません。近頃家電量販店やスーパーがバタバタと潰れるのにも理由があるんです。しかしここにひとつ落とし穴があるのを、あなたはご存知かな?

インターネットオークションで一番ものを高く売るのは、実に簡単です。とりあえず非常に低い魅力的な価格で出品しておいて、素人が引っかかってくるや、徐々に価格を吊り上げます。もちろん自分のIDを使っても良いし、そういう詐欺師には詐欺師仲間の連中がチャンといるものなのです。後はカモが熱くなって来るのを待つだけ。間違って自分で自分の出品物を落札してしまったら、半年ほどしてまた出品し直せば良いだけなのです。

エッ?それって詐欺じゃないの、って?安心してください。禿げ鷹どもは金儲けに必死ですので、そんな細かいことは気にはしません。詐欺師と一緒でとにかく自分が儲かれば良い訳なのですから、とりあえずメールで「お客様同士のトラブルは、当事者間でご解決願います」とか何とか言っておけばいいのです。弁護士に頼んだって、警察に頼んだって、先ず解決は不可能です。だいたい弁護士を雇うだけでも、数十万はお金が必要ですからね。

とどのつまりは球団買って上流階級の仲間入り、後は偉そうにふんぞり返っていれば良いだけなのです。社員平均年収1400万円余り、さすが禿げ鷹は違いますねぇ。そして皆さんの為を思って公開してあるアブマニアの知識を悪用して、本日も詐欺師は安泰という訳です。ここでひとつご忠告。詐欺師ほど甘い顔をして近づいて来ることをどうぞお忘れなく。ゆめご注意あれ。